会山行 甲武信岳 釜の沢東俣 

【日時】9/10(土)~11(日)
【山域】奥秩父 甲武信岳

【行程】

10日:西沢渓谷駐車場8:50発~田部重治文学碑9:25~釜の沢出合13:10~両門の滝14:40~1600m付近幕営

11日:起床4:00~出発6:00~木賊沢出合8:00~ポンプ小屋9:00~甲武信岳9:40~甲武信小屋~まき道~戸渡尾根~近丸新道~西沢渓谷駐車場14:30

【メンバー】なべたけ、こまさん、岳(CL)、ジャイアン、わたゆき、みのさん、ふーちゃん

9月の会山行は、6月に予定していた釜の沢東俣のリベンジとしていってきました。

天候は、土曜曇り、日曜は曇りのち雨の予報であまり期待できない気持ちでいましたが、

運よく土曜日、日曜の午前中は晴れて初夏のようなすがすがしい沢登りとなりました。

 

西沢渓谷駐車場にて。林道歩きのため、沢装備はザックの中。

 

林道を歩き、鶏冠山のルートから東沢に入っていきました。沢に入ると沢靴には着替えます。ハーネスはまだ取り付けませんでした。

岩が白くナメ状のものが多く、沢の色も深いところはエメナルドグリーンに輝き、癒されます。

東のナメ沢。豪快です。

東のナメ沢。豪快です。

西のナメ沢

西のナメ沢

わたれないところは、高巻きしながら進んでいきますが、なかなか釜の沢の入り口にたどり着きません。

出発してから4時間ちょっとで釜の沢出合に到着。13時過ぎ。夏合宿の越後でのビバーク体験からこの時間から登り始めることへの恐怖心がよみがえりましたが、16時には到着できそうとのことで、安心してハーネスを装着しました。

釜の沢にはいってす少し歩くと、この沢のメインといってもいいか分かりませんが千畳のナメ。心地よい。

沢の上からの撮影。コマさんがゆっくり登ってきます。

沢の上からの撮影。コマさんがゆっくり登ってきます。

ナメを伸びのぼりきると両門の滝30メートル。両サイドから水が流れ落ちてきます。

イエーイ。滝の傾斜がゆるやかで美しい。

イエーイ。滝の傾斜がゆるやかで美しい。

両門の滝の右側のマヨイ沢の方に高巻きをし、今日のビバーク地へ。高巻きをするとき、こまさん、なべたけさんとわたゆきさんが蜂にさされ、特に最後にきたなべたけさんは集中攻撃にあいました。

ビバーク地には、3パーティがすでにテントを張っていたので、50メートルくらい進んだ平坦な場所に、幕営。今宵の食事担当はこばさんで、牛ステーキ肉が半額だったので、串焼きとトマトベーコン、たまねぎ丸ごとホイル包みなど焚き火を使った贅沢ごはん。締めはトマトリゾット。次の食事担当にプレッシャーが沸いてきそうです。笑

焚き火での牛の串焼き!

焚き火での牛の串焼き!待ちきれない様子のこばさん

翌日、甲武信ヶ岳までの残りの距離、下山時間を考えて、4時起床、6時出発!樹林帯の踏み跡を進んでいきます。

ミズシ沢と木賊沢の出合のしたに10メートルの滝があり、高度があったため、ロープを使って登りました。他のパーティはロープを使ったり、使わなかったりしていましたが、登ってみると流れる沢の中に足場があり、登れるルートがあることにきがつきました。

その後沢をのぼってポンプ小屋に到着。お疲れ沢~。

ここで沢道具をザックにしまって甲武信ヶ岳へ。こまさん、わたゆきさん、なべたけさんは体調不良のため、甲武信小屋迄のぼり下山。

甲武信ヶ岳頂上からの景色。雲が秋を感じさせます。

甲武信ヶ岳頂上からの景色。雲が秋を感じさせます。富士山のお顔が雲がかって見えません。。

その後、それぞれのペースで下山。お疲れさまでした。

西沢渓谷小屋に向かうジャイアンとアイアンマン。

颯爽と西沢渓谷小屋に向かうジャイアンとアイアンマン。

個人的には今年最後の沢の締めくくりとして取り組みましたが、まだ沢靴と自分の重心移動がうまくできず急斜面のナメをスムーズに歩くことができず、滑りそうで怖かったです。来年がんばります!

皆さん、楽しい山でのお時間ありがとうございました。

 

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