期日:2024年10月6日
参加者:Lいずっこ、そうべぇ、コイケちゃん、岩沢氷、Kちゃん、サツキ
旭原駐車場(8:46)~謙信ゆかりの道(9:01)~大源太山(12:01-12:30)~謙信ゆかりの道(14:43)~旭原駐車場(14:57)
少々、昔のことであるが振り返りを行いたい。
自他共に認める雨男そうべぇが参加したことが影響したのか、1週間を切ったあたりから天気予報が悪くなり始めたため、それほど悪い予報ではない中央道沿いの茅ヶ岳を3日前に候補地に加え、直前まで迷ったが、関越方面の予報が回復傾向だったため、メンバーの意見も聞き、前日の昼に目的地を決定した。圏央道を走っていた午前6時頃の車窓から見える雲は低く、今にも降り出しそうな空が広がっていたが、群馬県に入るころには高い雲の間から青空も見られ、長い関越トンネルを抜けると青空が広がっていた。到着が8時を優に超えた時刻だったため駐車スペースが心配だったが、ちょうど2台分空いていた。
身支度を整え、準備運動もそこそこにスタートした。40分ほど歩いた2箇所目の渡渉点でハプニングが発生する。入会して半年のサツキが渡渉地点に張られたロープに身を任せたところ、振られて水没してしまった。首から下が完全に濡れただけでなく、腕を脱臼し、上がらないとのことで岩沢氷と下山することになった。残りのメンバーは山頂を目指し、ピストンで戻ることにした。この箇所から先は山頂まで急登が続いていた。上越のマッターホルンは伊達ではない。
山頂に到着後、コイケちゃんが途中に立ち寄ったコンビニで購入したバースデーエクレアでそうべぇの誕生日を1日遅れで祝い、昼食を取った。Kちゃんも食後のデザートに冷えたシャインマスカットを持ってきてくれた。山頂で長く休んでいたところ、途中で抜かした行田市の山岳会に所属しているという5人組の中に相模原出身のメンバーがいてローカル話にも花が咲いた。山頂からは谷川連峰の山々が見渡せた。大源太山や谷川岳といった急峻な山と仙ノ倉山や巻機山といったたおやかな山が同じ山域にあるのは興味深い。
今回のルートではほぼ全域で携帯電話の電波状況が良くないため、下山した2人の状況が分からず不安だったが、下山後にサツキのけがが大事に至らないものと知ったときは安堵した。
ハプニングにより計画通りにいかなかったが、少しの注意や周りからの声掛けで防げた事故でもあり、改めてその必要性を実感できた。次に同じような場面に遭遇したときには本人、メンバーとしてどのように行動すべきかよく考え、事故のリスクを減らしていきたい。