期間:2025年3月8日~9日
参加者:L田中玲子、吉原隆、森秀光、小池重憲、國井一卓、勝田浩一、山田和孝
3月8日(曇) 白骨温泉(9:15)~湯沢ノ平(12:20)
3月9日(晴) 湯沢ノ平(7:15)~十石山山頂(10:00)~湯沢ノ平(11:30)~白骨温泉(13:20)
今回、雪崩講習と雪洞訓練に参加することとなった。去年登山を始めて、1月に雪山訓練に参加したものの本格的に雪山に登るのは初めてになる。今までは雪山登山をするとは全く考えていなかったので不安と期待でいっぱいだった。冬山装備一式を借りることができ準備を始めた。当日、現地につき教わりながら装備を整え、今までの登山と違う大きなザックを背負い出発する。雪山は想像以上に歩きづらく、雪山訓練で教わった歩き方を思い出しつつ歩いていたが、急登にさしかかると傾斜の恐怖から立つことができずに這って登った。そして、急登が終わればなんとか先輩たちにについて登る事ができた。
幕営地につくと、皆でテント張りと雪洞作り。ここではかなり体力を使った。テント下の雪かきや雪洞掘りのスコップは辛かった。先輩たちの体力には頭が下がる。
その後、ビーコン・ゾンデの使い方を教わる。実際に装置を借り使用することができ理解することができた。
その夜は自分たちで作った雪洞で寝ることができた。雪洞で寝るなんて思ってもいなかったが、寒くもなくぐっすりと眠ることができた。なんと雪洞泊、快適です。
翌日は、皆で朝食を食べ身支度を整え出発。天気も良く順調に進んだ。しかし、樹林帯を抜けると雪も深くアイゼンを付けた足が全く重く上がらない。傾斜もだんだんきつくなり何度も休みながらやっとの思いで山頂にたどり着く。
天気が良いこともあり、山頂は最高の眺望だった。今まで見たことのないような素晴らしい景色であった。しかし山頂は風が強く凍える寒さでゆっくりと過ごすことができなかった。
今回は初めて雪山に挑戦したが、厳しい寒さや辛い雪道もあったが頂上での眺望や仲間との幕営や食事を楽しむことができた。是非、また雪山にチャレンジしていきたい。そして、雪山装備を揃えなければ…。