期 日:2019年6月21日(金)
参加者:コーノ
6月21日(金)
清里駅(4:40)-飯盛山(6:30~7:00)-横尾山(10:30~11:00)-信州峠(11:50)-瑞牆山荘(14:40)
朝靄の清里駅北側の駐車場を出発。車道をしばらく歩き、平沢集落から登山道に入った。しだいにガスが濃くなり、周りがほとんど見えない中、黙々と登っていくと、いつの間にか、飯盛山直下に出た。風が強くなってきて、ガスに切れ間が出たため、八ヶ岳方面が少し眺望できた。一帯は、レンゲツツジが丁度見頃であった。
飯盛山から横尾山方面に向かうと、人があまり入っていないためか、すぐに両側からの笹で登山道が見えにくくなる。スパッツが無いとズボンがビショビショになりそうだ。
ここからは、これまでの記録を総合すると、間違っても北側に行かないことであると判断し、地図アプリも動員して、地図との確認を繰り返し、慎重に進む。牧場柵沿いに歩いて、途中柵を越える箇所を無事に通過できた時には「ヤッタ!」と興奮した。
いつの間にか、ガスも晴れ、視界も良くなって先の赤テープも確認できたので、アップダウンを繰り返す道も、順調に進めた。
横尾山は、眺望も良く気持ちの良い所で、ゆっくり過ごした。
ここから、信州峠までは、はっきりとした登山道が続く。途中で、本日最初で最後の単独行の登山者とすれ違った。信州峠からは、車道で向かった。藪道をトラバース気味に瑞牆山荘に向かうルートもあるのだが、最終バスの時刻を考えると、時間的に危険なので却下した。ということで、車道を歩き出したのだが、黒森集落まで250m下り、瑞牆山荘まで250m登るもので、思っていたよりかなり傾斜が急で、しかも単調なので、ひどく疲れた。それでも余裕をもって瑞牆山荘に到着し、最終バスに乗り込んだ途端、スコールのような雨が降ってきたことで、行動中に降られなかった幸運に喜びながら、バスと電車で清里駅に戻ったら、雨はやんでいた。こんなことで疲れを感じなくなるなんて、人間って不思議です。
(記 コーノ)