期 日:2019年5月11日(土)
参加者:そうべぇ
5月11日(土)
橋本駅北口(7:48)=三ケ木バスターミナル(8:00~8:10)-焼山登山口バス停(9:15)-石砂山(10:20)-石老山(12:00~12:08)-嵐山(14:00)-相模湖駅(14:30)
前回の50周年記念山行は、丹沢主脈を走破し焼山登山口バス停からバスで帰宅した。
春の親睦山行では、相模湖から景信山を周回しているため、このバス停から相模湖駅までをどのように繋ぐかあれこれ考えた末に、下山時刻を想定しバス数の少ないバスでの帰宅は選ばず相模湖駅から電車で帰る事として相模湖駅に下山する事にした。そうすると登山口は当然「焼山登山口バス停」となるのだが、これまた横浜から公共機関を使いこのバス停まで向かうには至難の技である事が分かった。1日数便しか通らないバス。不便としか言いようがない。橋本駅から三ケ木バスターミナルまでは1時間に数本単位で運行されているので、バスターミナルまでバスで行き、「焼山登山口バス停」までは走る事にした。
ずいぶん昔に1泊2日で丹沢主脈縦走時に「焼山登山口バス停」まで歩いた事はあるが、ここから石砂山、石老山までのコースは初めて歩く。焼山登山口から石砂山登山口までは静かな田舎町、ここも東海自然歩道だ。石砂山は標高577mと高くはないが登りはきつい。地図には「ヤマビル注意」と記載されている。ヤマビルは人の息に反応するようなので、なるべく息をせずに歩く…、 なんて無理な相談である。ではヤマビルが足にくっつかないように早足で歩く、走る。でもヤマビルは木の上からでも落ちてくるらしい。なんとも対処方法がないようなので、ヤマビルに出会わないように祈りながら歩く事にした。
石砂山から一旦下山し、篠原集落の石老山登山口から山頂に向かう計画だったが、登山口である標識を見過ごしてしまった。畑の中の道をどんどん進み、家もなくなり山裾にぶつかった。それでも人が歩いた跡があったので、登山道であると疑わずに先に進んでいった。でも、なんとなく様子が一般の登山道でないような気がしてきた。倒木があり、沢にぶつかり、登山道もほとんど消え、踏み跡が少しついているのみ。「登山道を外したな」と思った瞬間だった。林野作業用の踏み跡である事に気がついた。急な尾根筋に立ち並ぶ杉の気には赤テープが巻かれている。枝を落とした跡もある。戻ろうとも考えたが、地図と方角からするとこの尾根筋を登れば登山道とぶつかると思った。踏み固められていないざれた北斜面の尾根筋は足元が流れ歩きづらい。30分ほど悪戦苦闘が続いたが無事に正規の登山道に出会う事が出来た。山は「思い込み」で歩いてはいけないなと思った。
石老山の山頂は多くの登山客、人気の山である事がうかがえる。
石老山山頂から顕鏡寺を経て嵐山、相模湖駅まで向かう。このルートは自然歩道巡視活動の参加やハイキング等で歩いた事があり、道迷いもせずに快適に相模湖駅まで走り抜ける事が出来た。
(記 そうべぇ)