期 日:2023年5月26日~27日
参加者:Lレー子、ダイヤ、ヨッシー、ケージ(暁OB)
5月26日(金)晴れ時々曇り
信州峠(11:12)-カヤトの原(11:48)-横尾山(12:10~12:33)-カヤトの原(12:52)-信州峠(13:23)=瑞牆山荘駐車場(13:50~14:10)-富士見平小屋(15:00)
昨年7月、名誉会長の磐梯山追悼登山でケージとヨッシーが日帰り参加となったため、宴会山行を計画し名誉会長の思い出話しをしようね、と約束していたが諸般の事情で延び延びになり、ようやく実現することができた。
ダイヤさんは26日午前中用事があるため遅れての参加。ケージ、ヨッシー、レー子の3人で韮崎駅に9時50分集合。ヨッシーの車で信州峠に向かう。本日は瑞牆山荘に近い横尾山に信州峠からの往復とする。このルートは暁山岳会50周年記念登山でコーノさんが清里駅から瑞牆山荘までを繋いでくれたルートの一部で、ロングルートを歩いてくれたコーノさんに感謝しながら信州峠を出発。峠には車5~6台は駐車可能。気持ちの良い樹林帯を緩やかに登り、わずかな急登を登りきるとカヤトの原に出る。ここからは展望が開け、金峰山や明日登る小川山、眼下には川上村のレタス畑が広がる。ケージは学生の頃、夏休みに1ヶ月レタス農家に住み込み、毎日小川山を眺めていたのでいつか登りたいと思っていたとのこと。
山梨100名山の横尾山に到着。山頂から先、清里方面への踏み跡が続いている。それなりに歩かれているようだ。山頂で記念写真を撮り下山開始。
信州峠からは再び車に乗り瑞牆山荘に向かう。駐車場は平日にもかかわらず、かなりの車が止まっている。先週末の瑞牆山は大渋滞だったとか。出発の準備をして13時59分着のダイヤさんを待ち、富士見平小屋を目指す。わずか50分の登りで富士見平着、すでにたくさんのテントが張られている。テント場代はひとり1000円だが、ソロテント4張りは張れそうなウッドデッキが3ヶ所あり誰も張っていない。板張り利用は1張り500円とのことで、+500円払いヨッシーのほぼ新品のエスパースマキシム4~5人用を張り宴会開始。昔の合宿など、思い出話しに花が咲き、宴会は21時近くまで続いた。翌日ヨッシーは17時までに帰宅しなければならないので、朝4時30分出発として就寝。
5月27日(土)晴れ時々曇り
富士見平小屋(4:49)-小川山分岐(5:10)-伐採小屋跡(5:30~5:40)-八丁平(6:10)-瑞牆山東尾根分岐展望台(6:40~6:50)-シオサブの頭(7:13)-小川山(8:00~8:26)-八丁平(9:50)-富士見平小屋・テント撤収(10:47~11:22)-瑞牆山荘駐車場(11:58)
3:30起床、各自簡単な朝食を済ませて出発。瑞牆山に向かうルートを20分程進み小川山方面にルートを取る。ここからは静かな山歩き。沢沿いに緩やかに登り沢を渡渉。ここは伐採小屋跡地で多少小屋の残骸はあるものの、静かで気持ちの良い沢の源流部。焚火跡もあり最高の幕営地だ。八丁平を過ぎると瑞牆らしい岩混じりの急登がしばらく続く。やがて瑞牆山東尾根の分岐手前で踏み跡を登ると4人立つのがギリギリの岩場に出る。本日最高の絶景ポイント。
瑞牆山、金峰山五丈岩が間近に見える。絶景ポイント少し先に「小川山-金峰山」の標識がありここが瑞牆山東尾根ルートの入口になる。ここは破線ルートにもなっていないが、踏み跡ははっきりしており、それなりに歩かれているようだ。ここからは緩やかな長い樹林帯の歩きとなるが、途中「シオサブの頭」と小さなプレートの付けられたちょっとした岩場を通過。その先で小川山ルートに入って初めての登山者とすれ違う。廻り目平から小川山に登り、この後金峰山から廻り目平に戻るとのこと。登山者とすれ違った直後、小さな岩場を先行した田中が右から回り込むルートに進んだが、後続が来ず、その場から尾根に上がれそうではあったがルートミスと判断し、一旦戻って岩場を乗越し3人に追いついた。帰りに確認すると巻きルートには白ペンキが付けられていた。この小川山ルートはしっかりした登山道ではあるが、やはり破線ルートなので注意が必要だ。廻り目平からのルートと合流すると間もなく小川山山頂に到着。
クライマーの聖地・小川山とはかけ離れた樹林帯の中の地味な山頂だが、昨日に続いてここも山梨100名山。吉原さん以外は初めての小川山登頂に満足して下山開始。計画では大日岩経由で富士見平に戻る予定だったが、だいぶ時間がかかりそうなので往路を戻ることとし、伐採小屋跡でゆっくり休憩してテント場に戻るが、瑞牆山との分岐まで戻ると喧噪の世界に引き戻されてしまった。小屋に戻りテントを撤収。整備された良いテント場だったが、やはり伐採小屋跡のような誰もいない静かな場所での幕営が好きだなぁ、と思いながら下山開始。瑞牆山荘駐車場は既に満車で道路の両脇にもびっしり駐車されており、人気の山域だと実感。次回の宴会山行はもう少し静かな暁らしいテント場を探そう!
(記 レー子)