期 日:2019年5月11日(土)
参加者:Lレー子、みの、オヨシ(ツボ足)、ヒー
5月11日(土)快晴
扇沢(8:30)-大沢出合(9:40)-マヤクボ沢出合(11:50)-マヤクボカール(13:00~13:10)-稜線(13:55)-針ノ木岳山頂(14:15~14:25)-稜線(14:30~14:50)-大沢出合(15:40)-扇沢(16:15)
春山合宿の帰り、今シーズンの滑り納めになるかもしれない針ノ木岳を計画。一時期毎年5月に通っていたが、暁の山スキー人口が減って久しぶりの針ノ木岳。朝発の日帰り山スキーは午前3時起きが何より辛い。4時30分みの家目標で自宅を出発するが、順調すぎて4時10分には到着。表で10分待ってオヨシ家を経由して扇沢に向かう。さすがに10連休明けで高速は渋滞もなく順調に進む。
扇沢の無料駐車場は立山への登山客や観光客の車でいっぱい。日帰りなので1000円払って有料に止める。8時30分板をザックに着けて出発。道路を2回横切り、いつもの場所から板を履いて雪渓に入る。大沢出合までは例年の5月最終週と思われる雪の少なさで、ギリギリ板を履いて堰堤を超えられる状況。おそらく来週は途中板を脱ぐことになるだろう。大沢小屋には周辺で雪上訓練を行うと思われるパーティのテントが何張もあった。ここからデブリを避けながら各自思い思いのルート取りでマヤクボ沢出合まで進む。
出合からはいつも右寄りのマヤクボのコルを目指すルートで登っていたが、今回先行者はみんな左寄りの急登を登っており、特に雪崩の心配もないため先行者に続くが、途中からツボ足で登るほうが早そうなので、板をザックに着ける。カールに出て更に山頂までもうひと頑張り、山頂直下の稜線には景色を楽しむボーダーやスキーヤーが7、8人いた。山頂までわずかな雪壁を登って記念撮影。
50周年記念暁ビッグバンドに含まれる針ノ木岳、今回はピークハントのため、誰かに爺ヶ岳から針ノ木、船窪岳、烏帽子岳へと繋いでもらいたい。立山方面の景色を十分堪能し、滑走準備を行う。今回もオヨシさんは尻セードを駆使しての下山。マヤクボ沢出合までは尻セードも順調だったが、やがて傾斜が緩くなりデブリに阻まれ、ツボ足に切り替え、走る、走る。稜線から滑走終了点まで、山スキーからはやや遅れたものの1時間強で下山。
春山合宿に続き、天候に恵まれ楽しく登り、滑ることができた。
早起きは3文の得!
(記 レー子)